サーバレス練習帳

着眼大局着手小局

負けっぷりとは?

負けたら負けたで、被害を最小限にソフトランディング!ですね。
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鈴木貫太郎吉田茂の話
https://plus.jmca.jp/leader/343.html

吉田茂は、終戦時の首相を務めた鈴木貫太郎海軍大将を訪ねている。助言を求める吉田に鈴木は言った。

 「戦争は勝ちっぷりも良くなくてはいけないが、負けっぷりもよくしないといけない。まな板の上に上がった鯉のように」

松下幸之助の話
https://diamond.jp/articles/-/161065?page=3

 失敗することがわかったとき重要なことは、被害、損失、コストを最小限に抑えることに尽きる。そして、どうすればスムーズにソフトランディングできるか、手仕舞いができるかを考えておくことだ。

 いわば、失敗の危機管理である。戦争を始めるのはどんな愚か者でもできるが、やめるには知恵がいる。後始末のほうがむずかしい。

 コツは事前にシナリオを用意しておくことだ。「備えあれば憂い無し」という。しかも、最悪を想定して手を打つこと。さらに、「正しい判断」は刻々と変化すると心得ておくこと。だから、用意したシナリオをいつでも捨てたり、書き換えたりすることをあらかじめ覚悟しておくことである。