サーバレス練習帳

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ダイバーシティ

https://diamond.jp/articles/-/70505?display=b

以降、全て引用

ダイバーシティ=身勝手が許される、と誤解してはいけない


様々な背景、出身、年齢、性別、人種等から多様な人が採用され、それらの人たちが自分の考えを提案したり議論できる場が与えられ、平等な研修機会がある会社にする事だ。


「多様性とは、多様なものを受け入れることでしょう?」ということで、「私は昼に帰りたい」「私は音楽を聴きながら仕事をしたい」「私は11時に出社したい」などと皆がバラバラな要求をして来たらどうだろう。


ダイバーシティは、なぜ必要なのか。ダイバーシティは、何のために取り組むのか。働き手のニーズに応えるためか? 多くの人のライフスタイルに対応するため? そうではない。ダイバーシティの目的は、組織や社会が前進するためであり、その人の力が最大限に発揮されるためであり、よってチームが最高得点を挙げるためなのである。

 16時に帰ることを許すのは、それによりその人が16時までに大きな成果をあげて組織に貢献するからであり、また16時以降の体験がその人の中に新しい視点を育み、将来仕事にも還元されるからである。在宅勤務を認めるのは、その人が在宅で仕事をすることが、スキル面でも業務面でも、チーム全体にとって必要不可欠であり、プラスになるからである。

 それぞれのわがままを許しているのではなく、それぞれの人の最大限の貢献可能性を引き出すための環境づくりを整えているということになる。自分勝手な人を増やすのではなく、全員の最大の力が出される仕組みを構築するのがダイバーシティなのだ